調剤後のフォローアップ、在宅医療、OTC薬販売などで、薬剤師が患者・家族の訴えを直接聞く場面が増えています。一方で、いざ症状を訴えられた時にどう対応していいか分からないと感じている薬剤師は少なくないのではないでしょうか。本番組では、医療現場で研修医に臨床推論を日々指導している総合診… ...
中国WestlakeLaboratoryofLifeSciencesandBiomedicineのLuqiShen氏らは、広東省住民を対象にした前向きコホート研究を利用し、参加者の睡眠習慣と持続グルコースモニタリング(CGM)のデータを照合したところ、短い睡眠時間や遅い入眠時刻は、1日の血糖変動幅が大きかったと報告した。結果は2025年3月5 ...
オーストラリアSydney大学のBrookeNickel氏らは、健康な一般人にまでむやみに対象を拡大すると過剰診断になりやすい検査に関して、ソーシャルメディアでどのような議論が行われているのかについて調査したところ、InstagramやTikTokでの関連投稿の多くが、その検査と金銭的なつながりがあるアカウント ...
※AI音声合成技術を使用しています。そのため、一部読み方の誤りや不自然な発音がある可能性があります。あらかじめご了承ください。 (1)Lancet誌から2型糖尿病でメトホルミンに追加する薬剤は? 英国Exeter大学医学部のJohn M Dennis氏らは、英国のプライマリ・ケア診療データベースを利用して、2型糖尿病患者の第1選択薬であるメトホルミンの次に追加するのに最適な薬について、5種類の血糖 ...
20XX年、A国の中核都市で新たな病原体による呼吸器感染症症例が複数発生した。国立健康危機管理研究機構(JIHS)内の感染症危機管理研究センター(CEPR)は、緊急時対応センター(EOC)に人員を招集し、海外の情報を収集、分析。JIHSから提供された知見を基に、内閣感染症危機管理統括庁は厚生労働省な ...
徳島県は2025年3月27日、長生堂製薬(徳島市)に対して医薬品医療機器等法に基づき、業務停止・業務改善を命じた。業務停止処分は川内工場に、2025年3月28日から4月28日までの32日間。ただし、以下の14品目の製造・出荷にかかる業務は除く。・ケフラールカプセル250mg・セファクロルカプセル250mg「SW… ...
英国Exeter大学医学部のJohnMDennis氏らは、英国のプライマリ・ケア診療データベースを利用して、2型糖尿病患者の第1選択薬であるメトホルミンの次に追加するのに最適な薬について、5種類の血糖降下薬の中から予測するモデルを構築し、検証したと報告した。結果は2025年3月1日のLancet誌電子版に掲載さ ...
近年のAI研究の進化により、心電図や心エコーにAI技術を組み合わせることで、多くの有用な知見が得られることが分かってきている。このほど英インペリアル・カレッジ・ロンドンは、AIを用いた新しいスコア方法により、心電図から性別特異的な心血管リスクを評価する研究をTheLancetDigitalHealthに発表… ...
このところ、数日以内に他院を受診したものの、「いま一つだったので改めて受診したい」と言って来院したり電話をかけてくる方が続いた。医師との相性が良くなかったり、診療内容に疑問を抱いたりして受診先を変えるのは、致し方ない部分がある。ただ、中には「本当に受診し直す必要があるのだろうか」… ...
中国中南大学のZheHuang氏らは、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)と化学療法を併用する際、治療の有効性が概日リズムの影響を受けるかを調べる研究を行ったところ、ステージIIICまたはIVの非小細胞肺癌(NSCLC)患者では、午前11時半までにI ...
米国Stanford大学のAnjaliA.Dixit氏らは、2016~22年に米国で緊急手術を受けた2型糖尿病患者を対象に、SGLT2阻害薬使用者と非使用者の術後の糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)リスクを調べる後ろ向きコホート研究を行ったところ、両 ...
今年、筆者は数え年で古希(70歳)になった。この連載を始めた50歳代前半のころ、周囲にいる上司以外の白髪や禿髪の「爺医」は近寄って来てほしくない存在で、景色の一部と思って無視していた。今、自分が景色の一部となっている自覚はないが、周囲の人々にとっては邪魔なのだろうとも思う。